こびとのブログ ランニング・音楽・本

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『不毛地帯』が好きでした

図書館へ行くと、見慣れた本ばかりで一つのコーナーが作られていました。通りすぎようとしましたが、気になったので立ち止まりました。山崎豊子さんを追悼するコーナーでした。先日、山崎豊子さんが亡くなられたという訃報をラジオで聞いたのを思い出しました。そのコーナーには、朝日新聞の記事の切り抜きの拡大コピーも貼られていて読みました。

私は山崎豊子さんの作品の中では『不毛地帯』という作品が一番好きです。主人公の壱岐正にあこがれを抱いた時期もありました。壱岐正のようなにスケールの大きな仕事がしたいと。『不毛地帯』は数年前に2度目のドラマ化がされています。私は唐沢寿明さんが主演する2度目のものを見ましたが、とても面白かったです。でも、視聴率はいまいち伸び悩んだようですが。

山崎豊子さんの作品と言えば、『白い巨塔』、『華麗なる一族』、『沈まぬ太陽』、『運命の人』など多くの有名な作品があります。いずれもスケールの大きな作品ばかりです。山崎豊子さんの訃報を聞いた時は、「ああ、もうあんなにスケールの大きな作品を書ける人は出てこないかもしれないな」と思いました。もしかしたら、時代はもうそのような作品を必要としていないのかもしれませんが。

山崎豊子さんの作品でドラマ化されたものはDVDになっているものが多いのでTSUTAYAなどで借りて見ることができます。秋の夜中にいかがですか?『不毛地帯』は私の一番のおすすめです。『白い巨塔』は鉄板です。いずれも唐沢寿明さんの演技が光ります。

最後になりましたが、山崎豊子さんのご冥福を心よりお祈りします。