読了 スティーヴン・キングの『ダーク・タワーⅠ ガンスリンガー』
『ダーク・タワーⅠ ガンスリンガー』
読み終えました。いやー、面白かったです!!
まだ最初の巻なんですが、これから始まる物語の壮大さを感じました。僕が今まで出会った物語の中で、間違いなく一番大きなスケールのものになると思います。今まで、これを読んでこなかったのが悔しいですね。これからどうなるかまったく想像に及びません。とにかく早く先が読みたいです。楽しみです。
訳者あとがき
訳者あとがきにて次のように記されていました。
正直言って、本格的に物語が展開されるのは第Ⅱ巻以降のことです。本書を真冬の早朝にドライヴに出かけることにたとえれば、いま愛車に乗ってエンジン・キーを差し込んだところでしょうか。二巻目でエンジンを始動させて温め、三巻目でようやく出発するといった感じです。
出典:スティーヴン・キング著 風間賢治訳『ダーク・タワーⅠ ガンスリンガー』新潮社 平成17年。
、、、愛車に乗ってエンジン・キーを差し込んだところって、ええー、まだこの車動いてなかったの(笑)412ページもありますよ。というか、少なくとも走り始めているとは思っていましたが、まだ走っていなかったんですね(笑)
とはいえ、第Ⅰ巻、冒頭でも述べたとおり、僕は十分に面白かったです。確かに、他のキング作品と比べるとググっと引き込まれる感じは浅かったですが。まあ、それはそれで新鮮な感じがして良かったです。
『ダーク・タワーⅡ 運命の三人(上)』
早速読みます!!とういか、ちょっと読みました。これは本当に面白いです!!
人生について考える
第Ⅰ巻では主人公の生き方を通じて、自分の人生を考えさせられる場面がいくつもありました。この物語を読み終える頃にはきっと多くのことを学んでいることでしょう。
キングが約30年かけてこの物語を完成させたように、我々もまた、一生を生きることで一つの人生という長い物語を完成させるのかな、そんなことを思いました。
【読み始める前の記事です】