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凄まじく面白い!! スティーヴン・キング著『ダーク・タワーⅡ運命の三人(下)』読了

こんにちは!『ダーク・タワーⅡ運命の三人(下)』を読み終えましたのでネタバレなしで感想を書きます。

読了 『ダーク・タワーⅡ運命の三人(下)』 

ダーク・タワー〈2〉運命の三人〈下〉 (新潮文庫)

ダーク・タワー〈2〉運命の三人〈下〉 (新潮文庫)

 

読み終えた感想は「凄まじく面白かった」です。驚き、スリル、スピード感、臨場感はどれをとっても天才スティーヴン・キングのものです。読み出したらやめられなくなります。「とまらない」ではなくて「やめられない」という表現が適切です。これは一種の中毒です。夜眠れなくなる覚悟が必要です。

 「影の女」の章

デッタが現れるのが怖くて怖くて、、、もしも、次のページに彼女がいたらと思うと本を閉じることができませんでした。

「押し屋」の章

運命の三人が誰のことなのかわかった時は衝撃が走りましたね。まさか、ああやってあの三人がつながっていたとは夢にも思いませんでした。まさに「運命」としか言い様がありません。

「あとがき」

このように記されています。

キングは、ジグソー・パズルを外側から埋めていく。

無数に散らばっているピースを、読者に一つ一つ拾わせる。

(中略)

パズルはあまりにも大きいので、なかなか何の絵を描いたパズルなのかは分からない。ちょっと絵の一部が見えてきたような気がするが、少し絵が見えてくると、キングはくるりと向きを変え、また別の角を埋め始めるのだ。

それだけに、パズルの全貌が見えてきた時の衝撃は大きい。まさかこんな絵だったとは。あのピースがあれの一部だったとは。

スティーヴン・キング著 風間賢二訳 『ダーク・タワーⅡ運命の三人(下)』新潮社 2005年。

この通りだと思います。このⅡ巻は絵の一部です。これだけの話が絵の一部だなんて、、、。すると「ダーク・タワー」とは一体なんなんだ、、、。知りたいです。

ダーク・タワーⅢ荒地(上)』

ダーク・タワー〈3〉荒地〈上〉 (新潮文庫)

ダーク・タワー〈3〉荒地〈上〉 (新潮文庫)

 

これから読みます。Ⅱ巻の表紙に描かれているものが何かわかった時はびっくりしました。そして、Ⅲ巻のこの表紙です。これ一体何なんでしょうかね??

超一級のダークファンタジー『ダーク・タワー

この『ダーク・タワー』本当に凄まじく面白い物語です。壮大な物語を読んでみたい方に特におすすめします。本作品には教育上望ましくない表現が含まれていますが、それさえ問題なければ、おそらく誰が読んでも面白いと思います。