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日本シリーズ 工藤公康さんの言葉に学ぶ

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こんにちは!昨晩、21時頃、たまたまテレビをつけました。普段、全くテレビを見ないのですが、なぜだかつけました。ちょうど野球の日本シリーズ中継をしていました。楽天 対 巨人。昨日は田中将大投手が投げていました。解説は工藤公康さんと古田敦也さんでした。

僕は、野球を見ないし、詳しくありませんが、田中投手の大活躍は知っています。田中投手が投げているのを見たいと思い、そのまま野球中継を見ることにしました。試合は8回表まで進んでいました。僕が観戦し始めてからほんの数秒後、いきなり、田中投手がソロホームランを打たれてしまいました。よくわからないなりにこう思いました。うわー、これは嫌なところで打たれたな、1点差になっちゃった。嫌だよね、こういうの、プレッシャーだよね、と。そしたら、工藤さんが、僕にとっては、衝撃的なことを言いました。僕の中で、稲光がビビビッと走りました。それはこんな主旨のことでした。

打たれていよかったと思う。これで気持ちを引き締めることができる。もしもひとりでもランナーがいる時に打たられていたら同点。だから、今、打たれてよかったと思う。これでもう大丈夫

これは単なるプラス思考というものではなく、勝つ人の考え方だと思いました。工藤さんといえば、野球に詳しくない僕でも知っている大投手です。そうか、こういうふうに考えるのか、すごいなーと思いました。僕は今まで自分に不利なことが起こってこんなふうに考えたことはありませんでした。

野球というのは、点を取られたら負けるゲームではありません。ホームランを打たれたら負けるゲームでもありません。9回が終わって相手チームよりも1点だけ多く点を取っていれば勝てるゲームです。

工藤さんが言ったことは、大局観にもとづく言葉だと思います。僕も工藤さんが言ったような考え方ができるようになれば少しは人生変わるかも、、、。

そして、工藤さんが言った通り、田中投手が最後まで投げきり、楽天が勝ちました。

数ヶ月ぶりにつけたテレビ。野球中継を見たのは何年ぶりでしょうか。10年以上は見ていないと思います。もしも、田中投手が投げていなかったら、僕はテレビを消していたと思います。そうしたら、工藤さんの言葉に出会えなかった。僕はラッキーです!!